大阪府河内長野市にある『痛くなくこわくない笑顔あふれる歯科医院』がモットーのうえむら歯科クリニック院長の上村です。
今日はよく聞かれるご質問にお答えします。
そもそも親知らずは20歳前後に顔を出してくる前から数えて8番目の歯の事を指します。まっすぐはえてくる事はほぼなくて、真横向いたりあらぬ方向を向いたりします。
上下の親知らずがちゃんと咬む事は皆無で、汚れが溜まりやすく虫歯になったり、歯茎が腫れる原因になったりします。
メリットデメリット天秤にかけてもあまりメリットはありません。唯一あげるとすれば自分の歯の本数に数えられるくらいです。
特に無症状のまま、手前の7番目の歯との間で虫歯になってしまうケースが散見されます。親知らずだけならまだしも、手前の歯まで大きな虫歯になってしまうことがありますので注意が必要です。
なので当院ではデメリットが大きい親知らずに関しては積極的に抜歯をお勧めしています。抜かないのであれば毎日のフロスでの歯と歯の間の清掃はしっかりとするのはマストになります。かなり大変でめんどくさいですが。。。
自分自身も親知らずを抜く前はめちゃくちゃフロッシングが憂鬱でした。焼肉や焼き鳥を食べた後は、なかなか間の汚れが取れず難儀していましたが、同級生に抜いてもらってからは歯磨きもめちゃくちゃ楽になりやってよかったです。
ただ抜歯にはリスクがないわけではありません。
特に下の親知らずで真横を向いた『水平埋伏智歯』の根の先は下歯槽神経と近接していることがあり、術後に下の唇の周りを触れてもわからないという感覚の異常がおきてしまう可能性があります。
それを回避する為、当院では術前にレントゲンだけではなくCTを撮影して神経との位置関係を3Dで入念に調べリスクを分析して、抜歯手術に臨んでいます。
ただ抜歯するか否かはリスク、メリットデメリットを患者様ご自身で最終判断していただきます。無理強いする事はないのでご安心ください。
奥歯によくものがはさまる
ほっぺたをよく咬む
体調が悪くなると奥の歯茎がよく腫れて膿が出る
こんな症状がある方は一度ご相談いただければ幸いです。
痛くなくこわくない笑顔あふれる歯科医院
うえむら歯科クリニック
大阪府河内長野市小山田町451-156
0721520118