うだるような暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
うえむら歯科クリニック、アシスタントの飯田です。
人間の身体は冬の寒いときは身体に熱をため、夏の暑いときは汗をかいて体温を下げるように体温を一定に保つよう調節する機能が備わっています。クーラーの効いた快適な部屋で汗をかかない状態が続くと免疫力が低下し病気を引き起こしやすいという研究結果が出ています。
汗をかく事は大切ですが、その分水分補給がとても大切です。お茶やコーヒー、冷えたグレープジュースなど美味しいですよね。しかし、これらの飲み物は歯が黄色くなる、色素沈着のしやすい飲み物です。白い綺麗な歯は相手に好感を与え、さらに魅力が倍増すると言われています。
そこで今回は、歯の色素沈着・ホワイトニングについてお話しようと思います。
以前は歯医者でホワイトニングをする事が一般的で、時間もお金もかかるので誰もができるものではありませんでした。しかし近年ではホワイトニング効果のあるものが市場で手に入れる事ができ、お家で手軽にホワイトニングできるようになってきました。
歯の色素沈着は正しい歯磨きである程度は取ることができます。しかし間違った歯磨きをするとさらに黄ばんでしまいます。歯磨きをする時、汚れや色素が取ろうとゴシゴシ力強く磨きがちです。歯磨き粉には研磨剤が入っています。それをブラシで強く磨くことによって歯の表面に傷がついてしまいます。その傷に食べ物や色素が入ってしまう取り除きにくくなってしまいます。その為、歯磨きは軽い力で磨くことが大切です。
近年、家庭用ホワイトエッセンスのCMをテレビで見かけるようになりました。これは週1で使うだけで歯の表面についた汚れや色素を取り除いてくれるというものです。週に1回で済むというのと自分の好きな時間帯にできるという手軽さが人気です。歯磨きのように磨く形式のものなので簡単にでき、植物由来の成分なので安心して使えると好評です。
さらに、身近で手に入りやすいものでもホワイトニング効果の得られるものがあります。それは重曹です。そこで重曹のホワイトニング方法について紹介します。
重曹に大さじ1杯の水を数滴たらし、すこし固めの重曹ペーストを作ります。歯を磨く際には、唾液が出てくるので自然とペーストが柔らかくなります。この重曹ペーストを指にとって、汚れの気になる歯にこすりつけます。そしてそのまま5分間放置します。
重曹は歯磨き粉に入っている研磨剤よりも研磨効果が強いので磨き方に注意が必要です。かための歯ブラシなどで歯を磨くと一時的に歯を白くすることができます。しかしこれは歯の表面を重曹の酸によって凸凹にし、光の乱反射によって白く見える状態なのです。これを脱灰といいます。すぐに元に戻ってしまうばかりでなく、何度も繰り返すとエナメル質が薄くなってきて色素沈着を進行させてしまう原因になるので、柔らかい毛の歯ブラシで優しく磨くと効果的です。
重曹には医療用、食用、工場用の3種類があるので、口に入れるものなので医療用か食用を購入して使用するように気を付けましょう。重曹はホワイトニング効果がある上に虫歯や口臭、歯周病予防にもなるといわれています。
さらに、歯を白くすると同時に歯の強化も大切です。よくキシリトール入りのガムなどを見かけますが、これは歯を強くするという効果があると言われています。キシリトールは歯が強くなるように歯の表面をコーティングする作用があります。その作用は、歯に汚れがつきにくくなるという効果も期待できます。ガムを選ぶ時にはキシリトール入りを選ぶなど心がけてみるものいいことです。
日常の歯磨きに時間をかけて歯を大切にし、白い歯を見せて笑って素敵な毎日を過ごしましょう!
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河内長野の歯医者|うえむら歯科クリニック
日付: 2014年8月20日 カテゴリ:お知らせ, スタッフブログ