お知らせ

歯とタバコ

大阪府河内長野市にある歯科医院
うえむら歯科クリニック 歯科衛生士の原です。
こんにちは!
桜が満開ですね(^o^)
気温も上がりだいぶ過ごしやすくなりましたが
寒暖の差も激しいのでご自愛ください。
 
さて、今回は4月からの増税で
大人買いされた方も多いでしょう“タバコ”に関するお話です。
 
みなさんも耳にされたことがあると思いますが、
タバコには多くの化学物質が含まれており、
発がん性物質などの有害物質は数百種とも言われています。
 
その有害物質である「ニコチン」は血管を収縮させてしまうので
血流を悪くし、体を酸欠・栄養不足状態にしてしまいます。
さらに、その免疫機能を妨害するため、病気に対する抵抗力が下がり、
血流の悪い体はケガを治癒する能力も下がります。
 
なぜこれが歯と関係するか、というと、
抵抗力が下がれば歯周病にもなりやすくなり、
治癒能力が低いと、治りも悪くなってしまうからです。
 
それにプラスして、タバコに含まれる様々の物質は
お口の中を守る唾液の分泌量を減少させ
歯に汚れを付着しやすくします。
そして、必ず歯に付いてくるヤニは、
表面をザラザラにするので細菌の増殖を促しています。
 
また、血管の収縮した歯肉は、
タバコを吸わない方と比べると腫れや出血がしにくいため、
患者さん自身が気付きにくく重症化することが多いのです。
 
 
当院では体や歯の健康のため、禁煙をすすめていますが、
なかなか禁煙できずにいる、という方も多いと思います。
そんな方は、非喫煙者よりも歯周病リスクが高いので
より徹底したお口のケアが大切となってきます。
もちろん、禁煙できればベストですが、
歯の健康とタバコと上手に付き合っていくならば、
定期的な健診やクリーニングを受けるようにしましょう。
 
 
 
 
 
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