大阪府河内長野市にある「いたくなくこわくない笑顔あふれる歯科医院」
うえむら歯科クリニックアシスタント飯田です。
みなさんは食事をする時よく咬んでいますか?
昭和10年頃には1回の食事に約20分かけ、約1500回の咀嚼をしていたとされています。
しかし、現代では食事時間は10分ほどで咀嚼回数も約600回と激減しています。咀嚼回数の減った原因は、ファーストフードが広まり軟らかいものを好む人が増えたことや、ライフスタイルが忙しくなって食事時間が短くなったことにより、よく咬まずに飲み物と一緒に流し込むことが多くなったことがあげられます。
では、よく咬むことは実際にはどんな風に体に良いのでしょうか?咀嚼がもたらす健康効果をいくつか紹介します。
1.虫歯や歯周病の予防
よく咬むと唾液の分泌量が増加します。
唾液には抗菌作用があり、歯の汚れを洗浄し、歯垢や歯石がつくのを防ぐ効果があります。
2.顎の発達と正確な発音
よく咬むと頭骨や顎骨、歯を支える骨が発達します。
顎が発達することにより歯並びもよくなり、ハッキリした発音ができるようになります。
また、顔の表情筋が鍛えられ、表情も豊かになります。
3.肥満防止と食後の眠気防止
食べ物をよく咬んで細かくしてから飲み込むことにより、消化・吸収がよくなって血糖値が早く上がるため、満腹中枢が刺激されて腹八分目で満足でき、食べ過ぎを防ぐことができます。また、咬むことで脳を通して交感神経を刺激し、体内ではなく細胞でのエネルギー消費を促すので肥満防止になります。
昭和10年頃には1回の食事に約20分かけ、約1500回の咀嚼をしていたとされています。
しかし、現代では食事時間は10分ほどで咀嚼回数も約600回と激減しています。咀嚼回数の減った原因は、ファーストフードが広まり軟らかいものを好む人が増えたことや、ライフスタイルが忙しくなって食事時間が短くなったことにより、よく咬まずに飲み物と一緒に流し込むことが多くなったことがあげられます。
では、よく咬むことは実際にはどんな風に体に良いのでしょうか?咀嚼がもたらす健康効果をいくつか紹介します。
1.虫歯や歯周病の予防
よく咬むと唾液の分泌量が増加します。
唾液には抗菌作用があり、歯の汚れを洗浄し、歯垢や歯石がつくのを防ぐ効果があります。
2.顎の発達と正確な発音
よく咬むと頭骨や顎骨、歯を支える骨が発達します。
顎が発達することにより歯並びもよくなり、ハッキリした発音ができるようになります。
また、顔の表情筋が鍛えられ、表情も豊かになります。
3.肥満防止と食後の眠気防止
食べ物をよく咬んで細かくしてから飲み込むことにより、消化・吸収がよくなって血糖値が早く上がるため、満腹中枢が刺激されて腹八分目で満足でき、食べ過ぎを防ぐことができます。また、咬むことで脳を通して交感神経を刺激し、体内ではなく細胞でのエネルギー消費を促すので肥満防止になります。
食事を摂ると、消化器官に血流を集中させて吸収を行います。そのため、食後は脳への血液量が減少し脳の働きが鈍くなり眠気を生じさせます。よく咬むことにより消化器官への血液集中を防ぎ、脳への血液循環を促すことによって眠気を防止します。
4.学習能力のアップ
咬むと脳への血量が増え、咬む刺激は脳の働きを活発にし、認識力や思考力、集中力、判断力などを高めます。
咬むと脳への血量が増え、咬む刺激は脳の働きを活発にし、認識力や思考力、集中力、判断力などを高めます。
1口30回以上咬む事が理想とされています。1日3回の食事の全部をよく咬むという習慣に変える事は困難かもしれませんが、3回中1回の食事を意識していつもより咬む回数を増やしてみるなど、少しずつ健康な生活を目指しましょう。